野球って面白いよね!ピッチャーが投げるボールには、速いストレートだけじゃなくて、色んな変化球があるよね。今日は、その中でもよく聞く「カーブ」と「スライダー」って、どんな違いがあるのか、分かりやすく説明していくよ!
カーブとスライダーって、そもそも何が違うの?
カーブもスライダーも、ボールが曲がる変化球っていうのは一緒だけど、曲がり方が違うんだ。カーブは大きく上に弧を描くように落ちていくボールで、スライダーは横にシュッと小さく曲がるボールなんだよ。
ボールの握り方
ボールの握り方で、どんな変化球が投げられるかが決まってくるんだ。カーブとスライダーも、握り方が全然違うんだよ!
カーブを投げる時は、ボールの上の方を指で握るのが一般的だよ。指を広げて、ボールに力を伝えるんだ。こうすることで、ボールに回転がかかって、大きく落ちるんだ。
- 人差し指と中指を揃えて、ボールの上を握る
- 親指でボールを支える
- 指でボールを引っ掛けるように握る
スライダーは、カーブよりも少しコンパクトに握るよ。ボールの側面を、指で引っ掛けるように握るんだ。この握り方で、ボールが横に変化するんだ。
- 人差し指と中指を少し離して、ボールの横を握る
- 親指でボールを支える
- 指の力加減で曲がり具合を調整する
ボールの軌道
ボールが実際にどんな風に飛んでいくのか、軌道を見てみよう。カーブは、高いところから大きく弧を描いて、キャッチャーのミットに向かっていくんだ。
まるでジェットコースターみたいだね!高いところから落ちてくるから、バッターはボールが来るタイミングを掴みにくいんだ。
スライダーは、カーブよりも少し速くて、横に小さく曲がるよ。バッターはボールが曲がることを読んでいないと、空振りしたり、打ち損じたりしてしまうんだ。
変化球 | 軌道 |
---|---|
カーブ | 大きく弧を描く |
スライダー | 横に小さく曲がる |
ボールの速度
ボールの速さも、カーブとスライダーで違うんだ。一般的に、カーブはスライダーよりも少し遅いんだ。
カーブは、ボールを高く投げることで、バッターに時間の余裕を与え、タイミングを狂わせるんだ。遅いからこそ、効果があるんだね!
スライダーは、カーブよりも少し速いんだ。速いボールで、バッターのタイミングをずらしたり、詰まらせたりするんだ。速い変化球は、バッターにとって厄介なんだ。
カーブとスライダーの速さの違いを利用して、ピッチャーはバッターを翻弄するんだね!
ピッチャーの目的
ピッチャーは、なぜカーブやスライダーを投げるんだろう?それは、バッターを打ち取るためだよ!
カーブは、バッターのタイミングを狂わせたり、見せ球に使ったりするんだ。遅いボールで、バッターの目を惑わせるんだね。
- バッターがストレートを待っているところにカーブを投げる
- カウントを有利にするために使う
- 三振を奪うために使う
スライダーは、バッターのバットの芯を外したり、空振りを奪ったりするのに効果的だよ。
- インコースに投げて、バッターを詰まらせる
- アウトコースに投げて、空振りを奪う
- ゴロを打たせる
ピッチャーの得意な変化球
ピッチャーによって、得意な変化球は違うんだ。カーブが得意なピッチャーもいれば、スライダーが得意なピッチャーもいるんだよ!
例えば、大谷翔平選手は、カーブもスライダーもすごいよね!色んな変化球を操れるから、バッターはどこにボールが来るか、予想するのが難しいんだ。
ピッチャーは、自分の得意な変化球を磨いて、バッターを打ち取るんだね!
ピッチャー | 得意な変化球 |
---|---|
大谷翔平 | カーブ、スライダー、その他 |
田中将大 | スライダー、カーブ |
まとめ
カーブとスライダー、それぞれ特徴があって面白いよね! どちらも、ピッチャーがバッターを打ち取るために使う、大切な武器なんだ。野球観戦をするときに、ピッチャーがどんな変化球を投げているのか、注目してみると、もっと野球が楽しくなるよ!