こんにちは! 今日は、地球の中にある熱い熱い「マグマ」と、それが地表に出てきた「溶岩」の違いについて、みんなと一緒に見ていこうと思います。火山とか、ニュースで見たことあるかな?あの熱い流れ出すものは、一体何が違うんだろう?
マグマと溶岩の決定的な違い
そもそも、マグマと溶岩って何が違うんだろう? 実は、マグマと溶岩は、場所が違うだけなんです。
マグマってどんな場所にあるの?
マグマは、地球の内部、つまり地下深くにある、ドロドロに溶けた岩石のことなんだ。すごい熱さで、ものすごく高い圧力がかかっているんだよ。この熱さ、どれくらいだと思う? 実は、1000℃以上にもなるんだ!
マグマは、地下の深い場所で、様々な岩石が溶け合ってできたものなんだ。まるで、チョコレートを溶かしたような、どろどろとした液体なんだよ。 地下深くには、色々な種類の岩石があって、それらが混ざり合って、マグマの色や成分が決まるんだ。
マグマは、地球の中で長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まることもあるんだ。 そうしてできたものが、色々な種類の鉱物を含んだ岩石になるんだよ。 例えば、花崗岩(かこうがん)とか、玄武岩(げんぶがん)とか、聞いたことあるかな?
- マグマは地下深くにある。
- マグマは高温・高圧。
- マグマは様々な岩石が溶けてできたもの。
- マグマが冷えて固まると、岩石になる。
溶岩ってどこから来るの?
じゃあ、溶岩ってどこから来るんだろう? 実は、マグマが地表に出てきたものが溶岩なんだ。火山が噴火するとき、地下のマグマが、火山の噴火口から流れ出すよね? あれが溶岩なんだよ!
溶岩は、マグマが地表に出ることで、圧力から解放されて、勢いよく流れ出すんだ。マグマが地表に出ると、空気と触れて冷えて固まり始めるよ。 溶岩が流れる様子は、まるで川のようだね。 色々な色があるのも面白いよね。
溶岩の流れは、速さや形も、マグマの成分によって変わるんだ。 どろどろとゆっくり流れる溶岩もあれば、サラサラと速く流れる溶岩もあるんだよ。 溶岩が冷えて固まると、色々な地形を作って、その様子はとてもダイナミックだよ!
- マグマが地表に出る。
- 火山の噴火で流れ出す。
- 空気と触れて冷え始める。
- 様々な地形を作る。
マグマと溶岩の温度の違い
マグマと溶岩の温度って、同じくらいなのかな? 実は、ちょっと違うんだよ。マグマは地下深くにあるから、周りの熱の影響を受けにくいので、とっても高温なんだ。 溶岩は、地表に出てくるから、だんだん冷めていくんだ。
マグマが地表に出てくると、周りの空気や水と触れて、熱が奪われていくんだ。 だから、溶岩は、マグマよりも少し温度が低いんだよ。 でも、それでも、数百℃もあるから、絶対に触っちゃダメだよ!
溶岩の温度は、マグマの成分や、流れ出すときの状況によって変わるんだ。 流れ出る場所の気温とか、風の強さとかも関係してくるんだよ。 溶岩の温度を測るには、特別な機械が必要なんだ。
- マグマは高温(1000℃以上)。
- 溶岩はマグマより少し低い。
- 温度は成分や状況で変わる。
- 触ると大やけど!
マグマの成分と溶岩の成分
マグマと溶岩って、成分も同じなのかな? 基本的には、同じなんだよ。マグマが地表に出てきて冷え固まると、溶岩になるからね。 溶岩の成分は、もともとマグマだったものの成分を受け継いでいるんだ。
マグマと溶岩の成分は、主にケイ酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)なんだ。 ケイ酸塩鉱物っていうのは、ケイ素(けいそ)と酸素(さんそ)がくっついた鉱物のことなんだ。 このケイ酸塩鉱物の割合によって、マグマや溶岩の色や粘り気が変わってくるんだよ。
例えば、ケイ酸の割合が多いマグマは、粘り気が強くて、爆発的な噴火を起こしやすいんだ。 ケイ酸の割合が少ないマグマは、サラサラと流れやすいんだ。 溶岩の色も、成分によって、黒っぽかったり、赤っぽかったりするんだよ。
成分 | 特徴 |
---|---|
ケイ酸塩鉱物 | 主な成分 |
ケイ酸が多い | 粘り気が強い |
ケイ酸が少ない | サラサラ流れる |
マグマの粘り気と溶岩の粘り気
マグマと溶岩の粘り気って、違うのかな? そう、マグマと溶岩の粘り気は、成分や温度によって変わるんだ。 粘り気が強いマグマは、爆発的な噴火を起こしやすいんだよ。
マグマの粘り気は、含まれるケイ酸の量が多いほど強くなるんだ。 粘り気が強いと、マグマがスムーズに流れにくく、圧力がたまりやすくなるんだ。 そうすると、噴火が起きたときに、ものすごい爆発になるんだよ!
一方、粘り気が弱いマグマは、サラサラと流れやすいんだ。 噴火の仕方も、穏やかなことが多いよ。 溶岩が流れ出す速度も、マグマの粘り気によって変わってくるんだ。
- ケイ酸が多いと粘り気が強い。
- 粘り気が強いと爆発的な噴火。
- ケイ酸が少ないとサラサラ。
- 溶岩の速度も変わる。
マグマの固まり方と溶岩の固まり方
マグマと溶岩は、固まり方も違うのかな? そうなんだ。 マグマは、地下深くでゆっくりと冷えて固まることが多いんだ。 溶岩は、地表に出てきて、空気や水と触れて急激に冷えて固まるんだよ。
マグマがゆっくりと冷え固まると、大きな結晶(けっしょう)ができることが多いんだ。 花崗岩(かこうがん)とか、玄武岩(げんぶがん)などの岩石は、マグマがゆっくりと冷えて固まってできたものなんだよ。 結晶が大きければ、肉眼でも見えるんだ。
一方、溶岩は、急激に冷えるから、小さな結晶しかできなかったり、結晶が全くできなかったりするんだ。 溶岩が固まってできる岩石は、玄武岩(げんぶがん)とか、安山岩(あんざんがん)などがあるよ。 ガラスのように見えるものもあるんだ。
- マグマはゆっくり固まる。
- 溶岩は急激に固まる。
- マグマは大きな結晶。
- 溶岩は小さな結晶orガラス質。
まとめ
どうだったかな? マグマと溶岩の違いについて、少しは分かったかな? どちらも、地球の活動を教えてくれる、とっても面白い存在なんだ。 これからも、色々なことを調べて、地球についてもっともっと詳しくなろう!