郵便局でよく見かける「レターパック」ですが、赤色のものと青色のものがあるのをご存知ですか?どちらも手紙や書類を送るための便利なサービスですが、実は少しだけ違いがあるんです。今回は、レターパック赤と青の違いについて、わかりやすく説明していきます。
まず、レターパック赤と青の大きな違いを、簡単に箇条書きで見てみましょう。
- レターパック赤:対面でお届け。追跡サービス付き。
- レターパック青:ポスト投函。追跡サービス付き。
対面か、ポスト投函か? 受け取り方の違い
レターパック赤と青の最も大きな違いは、荷物の受け渡し方です。レターパック赤は、配達員が直接、受取人に手渡します。つまり、相手が家にいない場合は受け取ることができません。一方、レターパック青は、郵便受けに投函されます。相手が家にいなくても、気軽に受け取れるのがメリットです。
この違いは、重要な書類や貴重品を送る際には、レターパック赤がより安全であると言えるでしょう。確実に相手に届くので、紛失のリスクを減らすことができます。逆に、すぐに届いてほしいけど、相手が不在でも大丈夫な場合は、レターパック青が便利です。
例えば、重要書類や本人確認書類などを送る場合は、レターパック赤を選び、それ以外のものは、レターパック青を選ぶという使い分けができます。
送料の違いについて
レターパック赤と青の料金は、実は同じです。どちらも全国一律料金で、どちらを選んでも同じ金額で送ることができます。2024年5月現在の料金は、520円です。これは、厚さ3cm、重さ4kgまでの荷物を送ることができます。ただし、料金は変更される可能性があるので、最新情報は郵便局のウェブサイトなどで確認するようにしましょう。
料金が同じなので、受け取り方の違いを考慮して、どちらのレターパックを選ぶか決定するのが良いでしょう。
追跡サービスの有無
レターパック赤と青、どちらも追跡サービスが付いています。荷物が今どこにあるのか、インターネットで確認することができます。これは、どちらのレターパックを使っても同じサービスが受けられます。追跡番号を使って、配達状況を確認できるので、安心して荷物を送ることができます。
追跡サービスを利用することで、荷物が無事に届いているか確認できるだけでなく、配達の遅延など、何か問題があった場合にも、状況を把握することができます。
サイズと重さの制限
レターパック赤と青は、どちらもサイズと重さの制限があります。これは、どちらのレターパックを使っても同じです。厚さは3cmまで、重さは4kgまでという制限があります。これらの制限を超えてしまうと、レターパックで送ることができなくなります。
レターパックに入れる荷物のサイズと重さを事前に確認しておくことが重要です。もし、制限を超える荷物を送りたい場合は、他の配送方法を検討する必要があります。郵便局の窓口で、荷物のサイズを測ってもらうこともできます。
レターパックの選び方
レターパック赤と青、どちらを選ぶかは、送る荷物の内容や、相手の状況によって変わってきます。以下に、それぞれのレターパックの選び方をまとめました。
- レターパック赤:
- 確実に相手に手渡したいもの
- 重要な書類や貴重品
- 相手が在宅している時間帯に送りたいもの
- レターパック青:
- 相手が不在でも受け取れるようにしたいもの
- 追跡サービスを利用したいもの
- 比較的軽いものや薄いもの
レターパックの購入場所
レターパックは、郵便局の窓口や、一部のコンビニエンスストア、金券ショップなどで購入できます。販売場所によって、在庫状況が異なる場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
レターパックは、あらかじめ購入しておけば、いつでも手軽に荷物を送ることができます。自宅にストックしておくと、いざという時に便利です。
レターパックの使い方
レターパックは、専用の封筒に荷物を入れて、宛名などを記入して送ります。封筒には、剥がして貼るタイプのシールが付いていますので、糊などを用意する必要はありません。
詳しい使い方は、郵便局のウェブサイトや、封筒に記載されている説明書で確認できます。また、郵便局の窓口で使い方を教えてもらうこともできます。
レターパックのメリットとデメリット
レターパックには、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
全国一律料金 | 厚さ・重さの制限がある |
追跡サービス付き | 対面配達(赤)の場合は相手が不在だと受け取れない |
手軽に購入できる |
これらのメリットとデメリットを考慮して、レターパックを利用するかどうかを判断しましょう。
レターパック赤と青は、それぞれ異なる特徴を持っています。どちらのレターパックも、手紙や書類を安全かつ手軽に送るための便利なサービスです。状況に合わせて、どちらのレターパックを選ぶか、賢く使い分けましょう。