みんな、こんにちは! 今日は、私たちが色々な場面で使う「はんこ」、つまり印鑑についてお話しします。中でも、「実印」と「認印」って言葉、聞いたことあるかな? 実は、この二つは全然違うものなんだ。 今回は、実印と認印の違いをわかりやすく説明していくね!
一番の違いって何?
実印と認印の一番大きな違いは、その「大切さ」なんだよ。 実印は、役所に登録されていて、とっても大事な書類とか契約に使うんだ。 例えば、家を買うときとか、大きな借金をする時なんかに必要になるよ。 実印は、あなたの「分身」みたいなものだから、大切に保管しなきゃいけないんだ。
実印ってどんなもの?
実印は、役所に登録した印鑑のことなんだ。 登録できる印鑑には、いくつかルールがあるよ。
- 印鑑のサイズが決まっているよ。大きすぎたり、小さすぎたりするのはダメなんだ。
- ゴム印や、大量生産されているような印鑑は登録できないよ。
- 印影が読みにくいものもダメなんだ。
- 自分の名前が彫ってあるものじゃないといけないよ。
役所に登録するときは、自分の身分証明書(運転免許証とか)が必要になるよ。 登録が終わったら、印鑑登録証明書をもらえるんだ。 この証明書も実印を使うときに一緒に提出することがあるよ。
認印ってどんなもの?
認印は、普段使いの印鑑のことだよ。 受け取りのサイン代わりに使ったり、宅配便を受け取ったりする時に使うよね。 認印は、実印みたいに役所に登録する必要はないんだ。
- 好きなデザインの印鑑を使えるよ!
- 100円ショップとかでも買えるよね。
- 認印は、気軽に使えるのが良いところなんだ。
- 会社によっては、認印とは別に、シャチハタとか呼ばれるインク浸透印を使うところもあるよ。
でも、大事な書類には使えないから注意してね!
実印と認印、どんな時に使うの?
実印と認印は、使う場面が違うんだ。 実印は、とっても重要な場面で使われるよ。 認印は、もっと日常的な場面で使うんだ。
実印 | 認印 | |
---|---|---|
書類 | 不動産売買契約書、車の購入契約書、遺産相続に関する書類など | 宅配便の受け取り、回覧板へのサイン、簡単な書類への押印など |
登録 | 市町村役場への印鑑登録 | 登録は不要 |
証明書 | 印鑑登録証明書が必要 | 不要 |
この表で、それぞれの印鑑がどんな時に使われるのか、確認してみてね。
実印をなくしたらどうなるの?
実印は、とても大切なものだから、なくさないように気をつけないといけないよ。 もし、なくしてしまったら、すぐに役所に届け出て、印鑑登録を抹消してもらうんだ。 そして、新しい実印を登録し直す必要があるよ。 紛失届を出さないと、悪用される危険性があるから、絶対に忘れずに!
- まず、警察に届け出るんだ。
- 次に、役所に行って、印鑑登録廃止の手続きをする。
- それから、新しい実印を作って、印鑑登録をするよ。
- もし、悪用された場合は、警察に相談しよう。
なくさないように、普段からきちんと保管しておくことが大切だよ!
認印って、どんなことに注意すればいいの?
認印は、実印と違って、そこまで厳重に管理する必要はないけれど、いくつか注意しておきたいことがあるよ。 例えば、人に貸したりしないこと。 そして、大事な書類には使わないこと。
- 貸し借りはしない。
- 誰かに見られないように注意する。
- 大切な書類には使わない。
- インクが薄くなってきたら、補充する。
認印も、自分の大切なものとして、丁寧に使おうね!
まとめ
どうだったかな? 実印と認印の違い、少しはわかったかな? 実印は、とっても大事な場面で使う、あなたの「分身」みたいなもの。 認印は、もっと気軽に使えるもの。 それぞれの役割を理解して、正しく使ってね! これからも、印鑑を正しく使って、色々な手続きをスムーズに進めよう!