こんにちは!今日は、心拍と脈拍の違いについて、わかりやすく説明していくね。心臓って、私たちが生きている間ずっと動き続けている大切なもの。その心臓の動きと、脈拍がどう関係しているのか、一緒に見ていきましょう!
心拍と脈拍の、一番大きな違いは?
心拍と脈拍は、どちらも心臓の動きに関係しているんだけど、ちょっと違うんだ。簡単に言うと、心拍は「心臓が1分間に何回動くか」という回数のことで、脈拍は「血管を流れる血液が1分間に何回ドクドクする」という回数のことなんだ。
心臓ってどんな動きをしているの?
心臓は、筋肉でできた袋のようなもの。この筋肉が縮んだり緩んだりすることで、血液を全身に送り出しているんだ。心臓が縮むことを「収縮」、緩むことを「拡張」って言うよ。
心臓は、まるでポンプみたいに血液を送り出しているんだね。このポンプの動きが、私たちが生きるためにとっても大切なんだ。
じゃあ、心臓が動くときに何が起きているのか、詳しく見てみよう!
心臓の動きを段階ごとに見てみると、こんな風になるよ:
- 心臓がリラックスして、血液が心臓に入ってくる (拡張)。
- 心臓が収縮して、血液を全身に送り出す。
- 心臓がまたリラックスして、次の血液を受け入れる。
脈拍ってどうやって感じるの?
脈拍は、血管を流れる血液がドクドクと波打つことで感じられるんだ。特に、手首や首など、皮膚の近くに血管があるところで感じやすいよ。
脈拍を測るには、手首の内側や首のあたりに指を当てて、ドクドクというリズムを感じてみよう。1分間に何回ドクドクしているか数えることで、脈拍数を測ることができるんだ。
脈拍を感じられる場所はいくつかあるよ!
- 手首 (橈骨動脈)
- 首 (頸動脈)
- 足の付け根 (大腿動脈)
脈拍を測るときは、親指は使わないように注意してね。親指には自分の脈拍が感じられてしまうから、正確に測れなくなっちゃうんだ。
心拍数と脈拍数は同じなの?
健康な人の場合、心拍数と脈拍数はほぼ同じなんだ。心臓が1回収縮すると、血液が全身に送られるから、脈拍も1回起こるってことなんだね。
でも、心臓に病気があったり、激しい運動をした後など、心拍数と脈拍数が少し違うこともあるんだ。心臓がうまく血液を送り出せなくなったりすると、脈拍が弱くなったり、回数が少なくなったりすることもあるんだよ。
もし心拍数と脈拍数が大きく違う場合は、お医者さんに相談するのがいいかもしれないね。
心拍数と脈拍数が違う場合、考えられる原因としてはこんなものがあるよ:
- 心臓の病気
- 不整脈
- 激しい運動後
- 薬の影響
心拍数や脈拍数が早いと、どうなるの?
心拍数や脈拍数が早すぎると、ドキドキしたり、息切れしやすくなったりすることがあるんだ。これは、心臓が頑張って血液を送り出そうとしているサインかもしれないね。
運動したり、緊張したりすると、心拍数や脈拍数は自然に速くなるよ。これは、体に酸素や栄養をたくさん送るために、心臓が頑張っているんだね。
心拍数や脈拍数が早くなると、こんなことが起きる可能性があるよ:
- 動悸 (ドキドキ)
- 息切れ
- めまい
- 胸の痛み
でも、心配しすぎないでね。 普段から運動をして、健康な生活を送ることが大切だよ。
心拍数と脈拍数を測ってみよう!
心拍数と脈拍数を測る方法は、とっても簡単なんだ。脈拍は、手首や首で感じることができるから、自分で測ってみることができるよ。
心拍数は、病院で心電図という機械を使って測ることが多いんだ。心電図は、心臓の電気信号を記録して、心臓の状態を詳しく調べることができるんだ。
測定場所 | 測り方 |
---|---|
手首 (橈骨動脈) | 手首の内側に指を当てて、1分間の脈拍数を数える |
首 (頸動脈) | 首の横に指を当てて、1分間の脈拍数を数える |
胸 (心臓) | 聴診器を使って心音を聞く |
脈拍を測ってみる時は、落ち着いて、リラックスした状態で測るのがポイントだよ。
もし、測定方法がわからなかったら、お父さんやお母さんに聞いてみよう!
まとめ
今日は、心拍と脈拍の違いについて勉強したね!心拍は心臓の動きの回数、脈拍は血管を流れる血液のドクドクの回数。健康な時はだいたい同じだけど、状況によって変わることがあるんだ。自分の心拍数や脈拍数を知って、健康管理に役立ててね!